会長: 2009年11月アーカイブ

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アニメサークルのパイオニアでもあり、アニメ界の先輩でもある写真家南正時さんから新刊を頂いた。「疾駆!昭和の蒸気機関車 遥かなる旅路」(A5判111P/講談社/1,400円)であります。白煙のかなたに消えた「名機関車」、ということで鉄ちゃんにはもちろお薦めだが、アニメーションファンにも見逃せない。というのは、大塚康生さんのスケッチなどで『ルパン三世』にまで影響を与えた機関車という一章が設けられているからだ。
大塚さんつながりだけでなく、この写真の数々もルパンと縁が深い。発表の舞台がルパンの原作漫画が掲載されていた「漫画アクション」だったんですね。表紙をめくってすぐの三つ折りのポスターに掲載されていたことをなつかしく思い出します。表は色っぽいおねえさんの写真、めくると蒸気機関車...。どういう紙面構成の意図なのか疑問もあるけど、コントラストのきいた憎い構成でした。
もちろん僕は機関車の写真目当てに買っていたのですよ、たぶん。
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40年近くスタッフとして活躍してくれた会員、角川弘明(つのかわ)氏の一周忌法要のため、取手市へ向かう。駅前からその名も大利根バスに乗り、十数分着いたところの福永寺は立派なお寺でした。遺族中心でアニメーション関係者は僕と写真家、南正時さんの二人でした。ちょっとさびしい気もしたけれど、二週間後の追悼上映会には、福岡、大阪、名古屋からも知己が駆けつけるので、ひとつ角ちゃん、そっちに出てきてちょうだい。
 代々の菩提寺らしくご親戚のお墓もある中に、ひときわ真新しいお墓があって、それが角川家。墓誌には角ちゃん独りの名が.....。「分骨してもらって、アニメ関係者の墓でも作ったら寂しくないのかなあ」と南さんと冗談を交わして見る。お清めの席では、飲めないビールを飲んでみました。苦い....。

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ジブリの美術館ライブラリーとして、いよいよ僕らの宝「バッタ君町に行く」を配給するというので、くやしいやら、うれしいやら複雑な気分で試写会へ参加。小雨の中、京橋の美学校試写室へ行くと、最後の試写日なので20人程度の人が来ている。
くやしいのは、僕の持っているフィルムより格段にきれいだと判っているからで、しかも35mmではピントもばっちり。
今更、アニドウが言うまでもないが、全関係者必見の名画ですので、みなさんご覧下さい。
案内をくれた配給担当の方に「雪のなんたらやなんとか農場なんてどーでもいい作品をやらないで、さっさとこれをやってほしかったですね」とつい口を滑らす。まあ、満を持してということで、これ以降は何も配給しなくていいですよ、ほんと。
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ぐっと寒くなりました。おまけに霧雨です。いよいよ来月に迫った次の上映会は、角川くんの追悼の夕べ。そろそろDMハガキを作らないといけないので、今日はそのデザインワークにとりかかりました。過去の写真をあれこれみていると、ああ、なんと奇遇というか、つい一週間前に食べた蓬莱軒のひつまぶしで会食した時の記念写真が。(左からG君、角ちゃん、K山教授)
これは、熱田神宮の中の支店です。(今は改築して移動)
どうも昔の写真を見直していると時間ばかりくってしまっていけません。
ハガキを印刷屋に出して、早く投函しなければ。

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昨日の飲み過ぎで朝5時に起きてしまう。しかたなくホテルの朝食を頂き、9時にシネマコリア2009の会場、愛知芸術文化センターに出動。主催者の好意で、シン・ドンホン監督、キム・チョンギ監督にインタビューを行う。用意された会議室で1時間お話を伺った。ビデオも撮影したので、将来アニドウ・アニメーション・ミュージアムの貴重なライブラリーとなろう(?)。
この後両監督はキネマ旬報の取材があったのだが、別々にということなので待機している時間にそれぞれの監督にアニドウの延長インタビューが行われた。
 昼に辞去して、三越で「寿や」の栗きんとんを購入、そして東洋軒で食事の後、静岡へ移動。東京への帰路の途中で、「世界アニメーション映画史」の著者である。伴野孝司さん、望月信夫氏を表敬訪問しようと急遽決めて、6時に静岡着。映画館街、七間町の飲み屋「乃だや」でぐだぐだとご両人を呼びつけてあれこれお話をしました。
一応、「アニメ史」の改訂版の打ち合わせ編集会議ということです。そんな話題は出ませんでしたが。23時過ぎにしぶしぶ終えて、一路東京へ向かい。夜中の2時に着きました。Neko氏は運転でお疲れ、僕は後部で寝ていたけどボロい車の振動でこれまた疲れたのでありました。
(写真左より、伴野・Neko・曺・望月の各氏)
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朝7時にレンタカーで出発して名古屋へ向かう。運転はNeko氏、撮影助手兼通訳にオープロのアニメーター曺 宗徳君を連れての男三人旅。
13時から開催される「シネマコリア2009~韓国古典アニメ特集~」に参加しようと意気込んでの出発でありました。
ところが高速はすごい渋滞で、着いたのは開映の15分前。スタッフのみなさんが忙しいところへバタバタと三脚を持ち込んで撮影準備。
上映作品は、まず韓国初の劇場用長編『少年勇者ギルドン』(1967年)。アニドウでも20数年前に上映したことがあります。忘れていたので面白かったけれど、このバージョンだけしか残っていないとは残念なこと。監督のシン・ドンホン(申東憲)さんは、今年82才というベテランで流暢な日本語でお話いただきました。
もう一本の上映作品は、「ロボット・テコンV」(テッコンV)。この作品は長年僕がファンで、親友北島君から土産に昔々にもらったLPレコードは大事にしているし、先日もセルをもぎとったばかりです。マジンガーZのスタイルに影響されていますが、こってりとしたキャラクター設定は独特で、本気で見入ってしまいます。
以前のDVDよりも完全版に近い35mm修復版で、音響は新しく制作したので迫力がありました。
監督のキム・チョンギ(金青基)さんはテコンVシリーズや特撮もので何かと日本の作品との類似が話題になる問題作を連発しているようですが、とても真面目な方でした。
(両監督のお話は後日レポートする予定です)

上映会終了後はホテルで瀬戸から呼びつけた、はらひろし氏と合流し松坂屋蓬莱軒でひさしぶりのひつまぶしを食べました。今回の旅行の目的の半分?はこれにあったのかもしれません。
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東京現像所で4時より「セロ弾きのゴーシュ」のニュープリント試写を開催。
終了後、吉祥寺「あじと」で打ち上げ。そして、「行々子」の2次会、「馬来」の3次会とすごして夜中の2時に会社にたどりつきました。

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