会長: 2009年1月アーカイブ

もりやすじさんの息子さん淳氏が何年かぶりで来社。彼は今ベトナムのテレビ局で働いている。関係者6人で歓迎会食会を開催した。
今回はテト=旧正月で休暇のため帰国したという。南、北のベトナム人気質を聞いたり、日本の会社からアニメーション配給権を買う際の各社の対応を聞いたり、なかなか興味深かった。
レストランを出てから、間もなくラーメンを食おうということになり、他の人たちがあきれる中二人で三ちゃんへ。そりゃあ海外にいるとしょうゆラーメンは食べたくなるでしょうなあ。
森夫人もお元気で療養中とのこと、一安心です。
オープロダクションに電王大好き新人がいるので、話を合わせようと新番組仮面ライダーディケイド1話を予約して見た。
いきなり10人の最近ライダーが薄いCG画面にド派手に暴れるのを見ていたら、おやおや舞台になっている古い写真館は浦和の鈴木写真館ではありませんか。となりのよくランチに行っていた割烹「一力」も写っているし、近くのお寺「玉蔵院」も登場。ここはその昔、僕が「街頭テレビ」を見に行った名刹ですね。駅前とここにしか浦和市内にテレビの存在しない時代でした。なつかしいものです。そんなおじいさんには今のライダー話はスタイリッシュすぎて、なんだかわからん話でした。とにかくイケメンしかライダーになれないのはよくわかった。カブトはけっこう見ていて面白かったんだけど、電王はのれなかったねえ。キバなんか一回も見ておりません。名前だけ聞くとアマゾンみたいな印象で。
警視庁から刑事さんがピーポくんのぬいぐるみを土産に来社。
宮澤一家殺人事件の捜査の聴取のためだが、僕にはこれで2度目。その刑事さんが、アニドレイの映写担当川口くんにそっくりなので、驚く。そして緻密な捜査資料の故か人形アニメの歴史とかえびせん、川本スタッフなどの関係に詳しい事にも驚く。初めてあった人とも思われず、関係ない事もたくさんしゃべってしまう。
さすがにあちらは忘れずに時折「宮澤さんと争っていた人はいませんか?」などと聞いてくるが、「アニメ界は内向的な人が多いのでこの業界に犯人はいませんね」と断定。
「第一、人を殺す度胸なんかアニメーターにありませんよ」と言い放つと、刑事さんは納得の様子。「そうですねえ。でも、なみきさんなら度胸ありそうですね」と誉められた。
喜んでいいのか?
その後帰宅して、昔の写真帳を見ていたら、鈴木伸一さんたちと僕と宮澤くんが写っている写真を発見。一緒に写っているのはこれまで1枚しか記憶になかったのに。
日本人らしくない指紋だというので、難しいようだか早く検挙して欲しいと思う。

年末に見たNHK「たびうた」でニワカ平原綾香ファンになった。ブックオフなどで旧譜を購入しているのにあきて新作「Pathof Independence」を購入。CDを定価で購入するのもひさしぶり。本当に欲しい物は対価を払いませんとね。
ということで、今週の愛唱歌は「朱音 あかね」と「カンパニュラの恋」です。
会社に歌いながら入ってくるところなんざ、寅さんみたいなタコ社長(会長?)ですよ。
このブログとか、ホームページとかアニドウのネット関連を支えているI井くんがひさしぶりに来社。(新スタジオは初か)
これを機会にこの日記も彼が設置してくれた新しいフォームに変える事になりました。
NEKO氏もI野氏もまじえて、そばの名店本むら庵へ食事に行く。
僕を除く三人は共に心臓疾患の半病人で、食事制限の中せめてうまいそばでも食べて長生きしてもらいたいと企画したもの。
 みんなニトログリセリンを処方されていて、僕も以前誤診でニトロを持たされている。
つまり全員がニトロを運んでいるわけでこれは恐いですよ。ちゃんと舌上でなめてゆっくり溶かさないと爆発しますからね。それが4倍ではもはや爆発物でしょう。バスにも乗れません。
先日角ちゃんが亡くなったばかりなので、さすがに不安がよぎる今日この頃です。
集めた資料を遺族が整理しやすいようにしておくように!と言明したけれど、それは自分に言えという冷たい視線をあびただけでした。

新年初の小田部さん来社。寒中見舞いハガキの印刷お手伝いをする。やわらなかタッチの絵でカウベルが描いてある。これに少し着彩して送るというしゃれているものだ。一枚来るのかなあ。
プリント中は、昨年のポルトガル旅行の話とかDVDでファドを見たりして待ってもらう。
終了後は、近くの台湾料理屋「瑞鵬」へ。けっこう飲みかつ話し、ついでにおごってもらいました。こんなことなら何百枚でもプリントしますよ。
某ポータルサイト大手の方が来社。レッドクリフPart2に合わせて三国志の特集を組むのでうちの図版など提供してほしいということ。なんでも1300万PVだそうで、うちのサイトもリンクしてくれるとか。1300万人が見てくれるとはうれしいですね。小田部画集が1300万冊売れたりして。
これはビジネスチャンスでは?といつも機会を逃すことが多い我が社としては、急に三国志関連のページを充実させて、在庫の山になっている絵はがきを片付くことを期待しています。
「三国志百態」の再版?いやいやそれはかんべんしてください!

2010年2月

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